ディーゼル規制対象車では群馬から埼玉へは収集運搬できません!

我々が事務所を構える群馬県。

群馬県内においては軽油を燃料として動くダンプ車や平ボディ車、キャブオーバ車などジャブジャブと走り回っております。

働くお車は軽油で走ってくれると燃料代も随分と抑えることができて会社にも優しいのですが、群馬県南部を拠点とする会社さんにおいては良いことばかりでもありません。

いつだったかに始まったディーゼル規制。

群馬県はこのディーゼル規制からは外れてますから、特に気にする必要は無いはずなのです。

でも、群馬県南部の地域を拠点として活動する会社さんにとっては死活問題なのです。

ディーゼル規制と対象のエリア

ディーゼル規制は軽油を動力として動く自動車のうち、排ガス対策装置が装備されていない車両について使用(乗り入れ)を禁止するものです。

最近新たに登録された車両などについては軽油車であっても新車の段階から装備として施されているので全く問題になりませんが、主に平成15年頃よりも古い車となると対象となってしまう車両がほとんどです。

対象となってしまった車両でも排ガスに対応をした装置を取付ければそのまま使用(乗り入れ)が可能なのですが、意外と費用もかさむみたいで悩む会社さんも多いみたい。

ちなみにその乗り入れを禁じているエリアとして東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県が対象となっております。

群馬からの出稼ぎには注意しなくてはいけません

ここで問題となるのは、例えば群馬県から埼玉県の現場へと出稼ぎに行く場合。

群馬県ではディーゼル規制の対象では無いので排ガス装置が付いていなくても車両の登録もできるし走り回ることもできますよね。

しかし、この車で県を跨いで埼玉県に入ってしまうとその時点でアウト!

結構な大きな違反となってしまいます。

これ、社長さんとかは意識しているので間違えないらしいのですが、従業員さんとかが誤って入ってしまうとかも多いみたいです。

ディーゼル対象エリアにおいての産廃業許可を取得する際にも勿論、登録はできません

群馬県と埼玉県など複数の都県にて許可を受けたい場合。

大体の方が全ての都県にて同一の車両の登録を希望されるわけですが、ディーゼル規制にかかる車両については当然、登録ができませんから使い勝手としては悪いです。

ですから、複数の地域にて許可を受けることを想定している会社さんは規制に掛からない車両を購入するなり、ガソリン車を選択するなり検討しなくてはなりません。

最近ではあまり無くなったけど、会社で持っている車がディーゼル車しか無くて、埼玉の許可を取りたいと思っても取れない案件とかもありました。

車両の年式的にも15年以上も前の車になってきているし、そのうち車自体が無くなるのかな。

さてさて、今回はディーゼル規制にかからない新しい車にて許可取得。

埼玉の産廃収集運搬業許可書

ルールだからと諦めなくてはいけませんが、新車ばっか買ってたら、結構な負担でキツイですよね。

まぁ、そんなことを言ってても仕方ないから、元が取れるように頑張るしかありませんね!

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